タカラスタンダードのキッチン『レミュー』その限界値引き率は?

ホーローメーカーとして名高い
タカラスタンダード

そのキッチンラインナップの中で
最高級グレードに位置しているのが
『レミュー』です。

ここでは、
私がタカラのレミューを
これまで幾度となく販売させて頂いた経験から導き出した
レミューの一般的な値引き率から
限界値引き率まで、
その理由とともにお伝えしていければと思います。

タカラスタンダードのキッチン『レミュー』の値引き率は、他メーカーの値引き率に比べて低い?

巷でも度々話題になることがあるかとは思いますが
タカラスタンダードのキッチンは
レミューに限らず
どのグレードのものであっても
他メーカーの同等品に比べると、値引き率は圧倒的に低くなります。

理由としては、
タカラスタンダードの設定している希望小売価格(定価)は、
値引き前提の価格ではなく、商品の価値に適した「適正価格」であるからです。

つまり、メーカー自体が
カタログ価格(定価)=適正価格(実売価格)
というスタンスの元に販売しているため
定価からの値引きが難しいといった側面があります。

また、
工務店や住宅メーカー、リフォーム業者に
タカラが販売する仕入れ価格自体がそもそも高いので
工務店や住宅メーカー、リフォーム業者は
『定価から値引きをすると、利益が出せない』
という状況に陥ってしまっている訳です。

これだけ聞くと、
なんだか、メーカーが仕入れ価格を高くして
安売りできない状況を意図的に引き起こしているような感じがしますが
決してそんな訳ではなく
『良い商品を適正な価格で販売している』
だけであって、
ある意味、最も正直なメーカーであると言うことができます。

商売的には、高い定価を設定して
50~60%オフ!!
みたいな販売方法をとった方が圧倒的に食い付きはいいのでしょうが
(現に多くのメーカーがそういった商法をとっています)
タカラスタンダードはこの
定価=適正価格
という方式を、昔から頑なに変えようとしません。

しかし、
様々な情報がネットから収集できるようになり
一つの商品が様々な価格で提示され、
消費者を悩ませている現在においては
この価格に対しての正直さが、逆に信頼に繋がり
タカラスタンダードのレミューの良さを理解し
選ぶ方が増えていっているというのも事実です。

タカラスタンダードレミューの『一般的な値引き率』は?

上記の理由から、
そもそも仕入れ価格が高く、限りなく定価に近いため
工務店や住宅メーカー、リフォーム業者は
なかなか定価から値引きをすることは難しいですが

当然、
仕入れ価格=定価
という訳ではないので、
少なからず値引きは可能です。

他メーカーでしたら、
定価から50~60%オフをしても
粗利30~40%は残るでしょうが
タカラスタンダードのレミューでそんなことをやったら
業者さんは大赤字になってしまいます。

結論、
一般的な業者さんであれば
定価から10%前後の値引きがもっとも多いです。
これで粗利としては、
30%前後確保できるかどうかというところだと思います。

つまり、レミュー本体の一般的な値引き率は
定価の10%と捉えて頂いてもらって結構です。

しかし、
タカラスタンダードの最高峰キッチンであるレミューは
元々の定価設定が高いです。

可能な限り、安く買いたい
と考えるのは、人間の性(さが)でしょう。

そんな方に、お待たせしました。
次の項では、レミューの限界値引き率と
その引き出し方をお伝えできればと思います。

タカラスタンダードレミューの『限界値引き率』とその引き出し方

上記でもお伝えした通り
定価から10%値引きであっても
業者さんは、他メーカー販売時程の利益が出せないのが
現状です。

そのような状況ですので
レミュー本体の限界値引き率としては
『定価の20%』
これが限度であると考えています。

現に、私が今まで販売させて頂いたレミューでも
20%引きがMAXでした。

これで、
粗利10~15%残るかどうかですので
正直カツカツです。

実際、
タカラスタンダードの営業さんに聞きましたが

タカラスタンダードに関しては、
他メーカーでよくあるような、
『たくさん買い込むから仕入れ額を安くする』
『たくさん販売したから仕入れ額を安くする』
こういった交渉が不可能です。

よって
どの工務店、住宅メーカー、
リフォーム業者さんでも
仕入れ額は一律なハズですので、

もし、
あなたが今レミューの見積を既に取っており
定価の20%引きで提案してくれている業者さんがおりましたら
かなり頑張ってくれているんだなと、感謝してあげてください。

もし、
あなたがこれから見積をとろうと考えているのであれば
一つだけ覚えておいて頂きたいことは、
最初からレミューを20%引きで販売してください。
といっても、直ぐに首を縦に振る業者さんは少ないということです。

キッチンは販売してお終いという訳ではなく
キチンと設置し、問題なく使えるところまで仕上げて引き渡すのが目的ですので

工事内容、内訳がはっきりしないうちに、
レミュー商品自体をMAX値引きするということは
それなりのリスクがありますし、
私も絶対に最初から20%引きできますとは言いません。

20%引きを引き出すには
ちょっとしたテクニックがいります。

先ず最初にやって頂きたいことは
レミューの定価の見積書を入手することです。

工務店や住宅メーカー、業者さんに見積依頼するにしても
元々の定価がわかっていないと、価格交渉するにしても無理ですし
キチンとした定価を知らないと価格を誤魔化される可能性もあります。

レミューの定価の見積書は、
タカラスタンダードのショールームに行けば
無料で入手可能です。

この際、
どんな仕様、オプションを付けたいか等を聞かれますので
自分の好きなものを選び、
ショールームの方に見積書を作ってもらってください。

ショールームは
商品を販売するところではありません。

よって、見積を取りに行ったから
押し売りされるとか
そういったことは一切ありませんのでご安心ください。

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ショールームでは、
定価明細書の他に
商品図面
商品仕様書
というものを無料で作って頂けます。
一般的にはこれらをまとめて、見積書といいます。

これで、基礎となる資料が出来上がった訳ですので
後は、工事してくれる業者さんを探し、
商品金額の交渉及び、工事に際しての費用
を出してもらうこととなります。

懇意にして頂いている業者さんや住宅メーカーがありましたら
先ずはそちらにご相談頂くのがよいかと思います。

しかし、そこが20%引きできるかどうか
そもそもレミューの取り扱い、仕入れができるかどうか
そこに関しては、なんとも言えない部分ではあります。

オススメとしては、
例え懇意にして頂いている業者さんであっても
一社にだけ見積依頼をするのではなく、

数社、
少なくても3社は
見積依頼をした方がよいです。

理由としては
工事費用の内訳は、
工務店、業者さんによって様々ですので
その比較という側面と

後は、先程お話をした、
20%引きを上手く引き出すための
最も有効な方法が
この、数社から見積をとって、比較し
その上で価格交渉することだからです。

今のご時世、とても便利なもので
ネットで簡単に複数社に見積依頼ができます。

しかも、
『無料で』です。

数ある、無料見積サイトの中で
一つだけ厳選してご紹介しておきます。

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リフォームがメインではありますが

新築の場合でも
その住宅メーカーで
どうしてもレミューの取り扱いがない
または商品値引き率に不満を感じている

といった場合には
こちらのサイトに相談してみることも
ありではないでしょうか?

ここまでお付き合い頂きまして
ありがとうございました。

最後に、一点だけ注意点があります。

ショールームで定価の見積書を貰わない状態で
業者さんに見積依頼をするのは避けた方がいいです。

理由としては

基となる資料がない
=提案がその業者任せになる
=仕様やグレードがその業者によりマチマチになる
=適切な比較ができない

からです。

ポイントとしては
ショールームで入手した資料を基に
『この内容で見積を作ってください』
としっかりとお伝えすることです。

以上、お役に立てれば幸いです。



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