『うちはいくら販売して頂いてもリベートはお支払いできませんので…』
以前、私がタカラスタンダードの製品を多く販売していたとき
タカラスタンダードの営業さんに『仕入れ値をもっと安くしてよ』と価格交渉したときの回答です。
リベートを支払わない＝仕入れ値がどこも一律＝利益確保のため安売りができない
他社に比べ、値引き率が低いことで有名なタカラスタンダードですが
なかなか安く買えない理由はここにあります。
ですが、安く買いづらいながらも安く買う方法を探る。
というのが今回の趣旨ですので
今回はタカラスタンダードのキッチンにフォーカスし
どのようにしたら可能な限り安く買うことができるのかという部分を突き詰め
その方法をお伝えしていけたらと思います。
先に結論から言います。
タカラスタンダードのキッチンの場合
『定価の２０％オフ』で買うことができればかなり安く買えたと言うことができます。
（ちなみに定価の１０％オフが標準売価です。）
では、具体的に何をどうしていくのが適切かを
事項以降で述べていきたいと思います。
タカラスタンダードのキッチンを安く買うためにするべきこと～その①～
まず最初にすべきことは、自分がタカラスタンダードの
どのグレードのキッチンを望んでいるかとその仕様を明確にすることです。
一口にタカラスタンダードのキッチンと言っても
『レミュー』、『トレーシア』、『エーデル』、『リフィット』
システムキッチンでもこれだけのラインナップがあります。
この中から、自分がどのシリーズのキッチンを望んでいるのかとその仕様
（食洗器はいるのかいらないのか、レンジフードはどこまでの機能のものを求めるのか…など）
これをある程度明確にしなくては、それを販売する立場の人間も値段の出しようがありません。
キッチンの種類と仕様を明確にする手取り早い方法は
『タカラスタンダードのショールームに見に行くこと』です。
タカラスタンダードのショールームは業界最多
全国で約１７０ヵ所もあります。
きっと、あなたがお住まいの地域の近くにもあるかと思います。
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よくショールームに行くと、
勧められそうで怖い
押し売りされそうで怖い
と言った声を聞きますが
そういった心配は一切無用です。
何故なら、ショールームは見て体感してもらう場所であって
販売をする場所ではないからです。
基本的にタカラスタンダードは一般消費者にメーカー直販をしておりません。
大小様々な取引業者がいて、
その取引業者から一般消費者に販売されるという仕組みになっています。
ということは、メーカーが率先して一般消費者に販売してしまうと、
それらの取引業者の反感を買うことになります。
よって、ショールームに何度行こうが何時間居ようが
販売されるということは決してありませんのでご安心ください。
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ショールームである程度キッチンの種類と仕様が決まったら
ショールームスタッフさんから定価の明細書を頂いてください。
何パターンかで悩んでいる場合は
そのパターン分の定価明細書を頂いてください。
タカラスタンダードのショールームのスタッフさんは親切な方が多いので
何パターン依頼しても嫌な顔せずに対応して頂けます。
もちろん、ショールームの利用は全て無料です。
ここで定価明細書を手に入れたら、次のステップに進んでください。
タカラスタンダードのキッチンを安く買うためにするべきこと～その②～
次に行うべきことは、安く販売してくれる販売業者の選定です。
片っ端から、近所のホームセンターや量販店、工務店に依頼をしてもいいですが
何より手間がかかりますし、無暗に相見積を増やすのは得策とは言えません。
また、キッチンは販売してお終いという訳ではなく
必ず設置工事が伴いますので
タカラスタンダードのキッチンの工事を適切に行える業者か否か
その工事費用は適切か
を見極める必要があります。
極力安く購入するために、相見積は必須ですが
見積を依頼する業者の選定は必要です。
理想は３～４社に絞って依頼することです
とは言え、そこまで踏まえた上で一般の消費者が
３～４社業者を探すのは至難の業です。
ましてや、工事が適切に行えるかどうかは
その地域性によるところも大きいので
とてもじゃないですが
『隠れた名店』を自分一人の力で探すには限界があります。
ですので、ここは一括見積サイトに
適切な業者を探してもらうのがベストかと思います。
利用は無料でできますのでご安心ください。
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一括見積サイトに依頼する際のポイントとしては
『今回、タカラスタンダードのキッチンで〇〇と〇〇のグレードのもので考えている。それを得意としている業者を３～４社ピックアップして紹介して欲しい』
と伝えることです。
グレードを明確に伝えることと、それを得意としている業者と伝えることで、
不適格な業者を事前に弾き出すことができます。
タカラスタンダードはホーローという特殊な素材を売りにしているメーカーですので
施工慣れしている業者でないと、工事の際トラブルに発展することが多いです。
例えば、ホーローキッチンパネルのHDタイプを施工する際は
下地のボードの張り替えが必須である…など
過去施工したことのない業者であれば間違いなく知る由もないので
そういった業者を事前に弾き出すことは後々を考えてもスムーズに進めることに繋がります。
また、施工に慣れており自信のある業者程、
見積欄の『諸経費』の費用が安い傾向があります。
諸経費は、工事見積書の最後に記載されていることが多く
わかりやすく言うと、業者が保険のために計上しているものです。
自分たちの見積が甘く、追加費用が発生した際の補填のためや
不足の出来事が起こったときの対応費用のために計上していることが多く
裏を返すと、自分たちの見積に自信がないので高く計上している
ということに繋がるからです。
恐らく、厳選して依頼した３～４社の中でも
ここの諸経費の費用はバラつきがあると思いますので
そこにフォーカスして業者選びのポイントにして頂いてもよいかと思います。
以上がタカラスタンダードのキッチンを
できるだけ安く買うための方法とポイントとなります。
少しでもお役立ちできたら幸いです。
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