【太陽光発電】間違いなく設置した方がいい人の条件とは?

固定価格買取制度(FIT)が満了を迎える方が出てきており、
どちらかというとメリットを感じにくい太陽光発電事情ですが、
今回はそんな現状の中でも、設置した方がよいと思われる方の条件をまとめていきます。

あくまでも私の考えですが、以下の2つのポイントを満たす方は、
今からでも太陽光を設置した方がよいと思います。

【ポイント1】 太陽光パネルを設置後、10年以内に設置費用(初期費用)を回収できる方

売電価格が以前に比べて少なくなったとはいえ、2020年現在、太陽光発電を新設した際の
10年固定買取制度はまだ継続しています。
また、太陽光パネル自体が以前に比べて安くなったこともあり、
導入コストは以前よりも安くなってきているというのが実情です。

設置費用を回収するとは、どういうことかと言いますと、
例えば、5.0kWのパネルを120万円で設置したとして
パネル設置に伴い、電気代が月平均3,000円安くなったとします。
また、余った分は売電にまわりますので、その売電による収入が
月平均9,000円だったとします。
この場合、太陽光を設置していない場合に比べて、
3,000円+9,000円で
月平均12,000円得をしている計算となります。

設置費用120万円を、金利2.45%の信販会社(ジャックス、オリコなど)の
ソーラーローンを利用して支払うとします。
例:ジャックスの場合、総額1,354,142円(分割手数料154,142円)となり、
月平均の支払額は11,285円となります。

1,354,142円÷12,000円=約112ヶ月
112か月÷12=約9.3年
この場合、約9年3ヶ月で設置費用(初期費用)が回収できる計算となります。

これが、例えば設置費用に150万円かかったとすると、
金利2.45%の10年ローンで、総額1,692,700円となり
月平均の支払額は、14,106円となります。

1,692,700円÷12,000円=約141ヶ月
141か月÷12=11.7年
つまりこの場合は、設置費用の回収まで、単純計算で約11年7ヶ月かかるということです。
ただし、回収期間が10年を超えてしまうと、売電価格が極端に安くなってしまうため、
実際には設置費用の回収まで、もっと長く期間がかかるということになるかと思います。

よって、まず第一の条件としては、
10年以内に設置費用が回収できるということが挙げられます。

【ポイント2】 将来的に(10~15年前後の間に)家の売却を考えている方

これはあまり知られていないことですが、実は、太陽光発電を設置している家の方が
いざ売却を考えた際に、買い手がつきやすい(売りやすい)という傾向があります。

理由としては、自分ごととして考えて頂ければ納得できるかと思いますが
太陽光パネルがついている(発電設備が常備された)家というのは、
それだけで大きな安心感があります。
また電気に対するコストメリットもそうですが、
災害対策という点でも非常に魅力的に映るかと思います。

ここ最近は特に、日本列島各地で自然災害が多発しており、
以前よりも、停電というものを身近なものとして捉えるようになり、
対策、意識をするようになってきました。

よって将来的に家の売却を考えている場合も、
太陽光を設置していれば、売却の際に有利になるかと思われます。

ポイント1の例でいいますと、10年以内に設置費用が回収できていれば
仮に太陽光設置12年後に家を売却したとしても損はしませんし、
それどころか2年以上、太陽光による発電メリットを無料で受けられているという計算となります。

よって、以上2点の条件を満たす方が、
私が思う太陽光を設置した方がいい方の条件となります。

太陽光の設置に対して、いくら位かかるのか?
また、発電効率はどの位で、いくら位電気代が安くなるのか?
売電量、売電金額はいくら位見込めるのか?

いずれにしても、まずはこの点を知ることが重要となってきますので
もし太陽光の設置を検討している方がいらっしゃいましたら
一度、無料の見積サイトというものを利用してみてはいかがでしょうか。

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