サザナVSリデア 床材の長所・短所を比較 掃除のしやすさは?

TOTOとLIXIL
水廻り設備を代表する二大メーカーの
スタンダードなユニットバスとして人気の
サザナとリデア

 

この二つで迷われている方、
どちらにしようか悩んでいらっしゃる方も多く、
実際違いを聞かれることも多いので、
今回はそれぞれの床を比較し、
メリットとデメリットをお伝えできればと思います。

 

何故、床かと言われると
サザナとリデアの最も違う部分はどこ?
と聞かれることが多いですが
私としては、床が最も違う、
且つ長く使うのには最も重要な部分だと感じているからです。

 

サザナとリデア、
それぞれの床のメリットとデメリットを
以下でお伝えしていきます。

 

サザナのほっカラリ床とリデアのキレイサーモフロアのメリット

TOTOの床でほっカラリ床と呼ばれているものは、
床の内側に断熱効果のあるクッション層があり、
やわらかくヒヤッとしないという独自の特長があります。

衝撃吸収性にも優れており、
誤って何か物を落としたり、
転倒したということがあっても
衝撃を緩和してくれるので安心です。

また、すべりにくく乾きやすいというのも
大きなメリットかと思います。

 

一方LIXILの床で、
キレイサーモフロアと呼ばれているものは、
床に撥油+親水機能をもった表面処理を施すことにより、
皮脂汚れがつきにくく、
水を流すことで汚れを取れやすくする
という特長があります。

他にも床のミゾの深さを浅くすることにより、
スポンジが入りやすくお掃除がラクにできるという部分は
長く使う上で重要な部分になるかと思います。

また、床材の間に断熱層を含んでいることもあり、
冷たさを感じにくく、ヒヤッとしないという部分も
メリットかと思います。

 

こうやって比較してみると
ヒヤッとしないという部分は、
TOTOサザナ、LIXILリデア
どちらの床でもメリットとして挙げられますが、
他は全く違うのが分かるかと思います。

 

以下、メリットをまとめます。

 

TOTO ほっカラリ床
1.やわらかくヒヤッとしない
2.衝撃吸収性に優れている
3.すべりにくく乾きやすい

 

LIXIL キレイサーモフロア
1.皮脂汚れがつきにくい
2.ミゾが浅いのでお掃除がしやすい
3.冷たさを感じにくくヒヤッとしない

 

次にそれぞれのデメリットを
比較していこうかと思います。

 

サザナのほっカラリ床とリデアのキレイサーモフロアのデメリット

デメリットに関しては、
メーカーショールームやカタログなどではまず謳わない情報なので、
私が今まで出会った、
元ショールームにお勤めだった方や、
メーカーの営業マン、
実際に設置して使ってみたお客様の感想を元にしています。

 

TOTOほっカラリ床に関しては
最初は水はけがよく乾きやすいが、
使っているうちに水はけが悪くなり乾きにくくなっていく。

また、床の材質がやわらかく特殊なため、
床をお掃除する際に傷つけないように
気を使いながらやらなくてはいけないのでストレスが溜まる。

そして、カビが発生してしまい
取れなくて困っている。

といったデメリットを聞くことが多いです。

 

一方、LIXILキレイサーモフロアに関しては
思っていたよりヒヤッとしない感があまり感じられない。

短時間で乾くという印象はなく
水ハケはあまりいいという感じはしていない。

ミゾが浅くお掃除がしやすいと言っても、
傷つけないように気を使いながら掃除するのが大変。

といったデメリットを聞くことが多いです。

 

以下、デメリットをまとめます。

 

TOTOほっカラリ床のデメリット
1.水はけがだんだんと悪くなる
2.掃除に気を使う
3.カビが発生して取れない

 

LIXILキレイサーモフロアのデメリット
1.ヒヤッとしない感じをあまり受けない
2.水はけはあまりいい感じがしない
3.掃除に気を使う

 

共通部分として、
掃除に気を使うというデメリットが挙がりました。

 

TOTO、LIXILともに、
メーカーより専用ブラシが出ているので、
それで掃除をするのがいいそうですが、
研磨剤を使えない、力いっぱいゴシゴシできないというのは、
確かにストレスが溜まる要因かもしれません。

 

他に挙げられている、
水はけの問題やカビの問題も、
元を正せば、この掃除がしにくい、
気を使うという部分が
原因になっていると思います。

床のミゾに皮脂汚れや石鹸カス等が溜まるので、
結果的に水はけが悪くなる。
床を掃除するときに誤って床を傷つけてしまい、
そこに汚れが付着して取れなくなることにより
カビが発生する。

 

サザナのほっカラリ床、
リデアのキレイサーモフロア、
いずれの場合も、長く快適に使うためには、
掃除はマメに気を使いながらやらなくてはいけないということは、
気に留めていた方がいいかとは思います。

 

一つ言えることは、
何を選ぶとしても完璧な商品は存在しないということです。

 

これらのメリットとデメリットを
事前に知っておき比較する
ことで、
いざ選択する際の参考にして頂ければと思います。

 

当然、
価格に関しても選ぶ際の
重要な判断基準になってくると思いますので、
そこの部分についても少し触れておきます。



【PR】

 

サザナとリデアの設置費用の比較

新築の場合は、
建築会社にお願いするしかなくなるので、
ここから先は、
浴室リフォームでサザナとリデア
どちらにしようか迷っている方向けの話にはなりますが、
どちらを選ぶとしても、
最終的には、
本体価格+工事費+廃材処理費というものが
必ずかかってきます。

 

選ぶ施工会社によって、
同じ商品を使って同じ工事をするのでも、
2割3割価格が違うというのは、
リフォーム業界ではザラにあります。

 

例えば、
地元の工務店と大手住宅メーカーが
同じ商品を使って、
同じ工事をやる場合は、
大手住宅メーカーの方が高くなるケース
がほとんどです。

 

これは決して、
値段が高いから悪いという訳ではなく、
大手住宅メーカーでしたら施工に信頼をもてますし、
保証やアフターに関しても安心がついてきます。

要するに、付加価値の問題です。

 

つまり、
お風呂のリフォームを考えたときに、
値段が安いから良い。
高いから悪いという単純比較はできない訳です。

 

じゃあ、
どの施工会社がいいかと言う問題になりますが、
住んでいる地域であったり、
その施工会社の商品の仕入れ値の問題であったりが絡んできますので、
一概にここがいいですよ。という断定はできません。

 

一応相場をお伝えしておくと、
サザナ、リデアいずれの場合も、
地域性、工事内容、選ぶサイズやタイプにもよりますが、
60万円〜150万円位かと思います。

 

かなり差がありますが、
上記の様々な要因を加味すると、
こんな感じになってしまいます。
ざっくりで申し訳ありませんがご了承願います。

 

サザナとリデアを設置する際のより具体的な費用を知るには?

チラシや広告で、
おおよその金額を知ることはできるかと思います。

 

しかし、
一点注意して欲しいのは、
チラシや広告で謳われている、
『標準工事費』
これはアテにならない
ことを知っておいてください。

 

もちろん、
施工会社にもよりますが、
実際見積依頼してみると、
この部分は追加工事、
この部分も追加工事になります。
といった会社が多いのも事実です。

それが正当な場合もありますが、
もちろん不当な場合もあります。

 

ですので、
チラシの掲載価格ではほぼ済まないということを
まずは知っておいてください。

 

じゃあ
具体的な金額を知るにはどうすればいいの?
という話になりますが、

 

結論、
何社かに見積依頼をしてみて、
実際に見積金額を出してもらうしかない
です。

 

とは言っても、
何社も施工会社に連絡をしたり、
チラシの業社に問い合わせをしたりするのは大変だと思います。
今は量販店等もリフォームをやっているとはいえ、
何軒も回って同じ話を何度もして…
ていうことが続けば、
見積を取る前にくたびれてしまいます。

 

しかし、
今は便利な時代で、
一括でリフォームの見積を依頼できるサイトがあります。

 

一度の依頼で複数社に問い合わせできるので、
圧倒的にラクだし、

運営会社が審査した施工会社しか加盟できない仕組みになっているため、
悪質な業者に当たる可能性もない
し、

しつこい営業を受けることもありません。
おまけに無料で利用できます。

 

【PR】簡単、お風呂リフォームの一括無料見積なら【リショップナビ】




 

もし、
サザナとリデア、
どちらにしようか決めかねている。
もしくはどちらかもう決まっているけど
具体的にかかる金額が知りたい。

 

という方は、
この無料の比較サイトを
利用してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

◆おまけ

ここまで読んで頂いたあなたに
床の掃除にあまり気を使わなくてもよい
ユニットバスメーカーをご紹介しておきます。

 

それは、
タカラスタンダードというメーカーです。

 

素材が磁気タイルなので
ゴシゴシこすっても痛む心配がありません。

なので、
思う存分、床掃除ができます。

 

ただし、
磁気タイルなので
硬いし、ひんやり感はあります。

 

また、
価格はサザナ、リデアと比べて
1~2割は高くなると思います。

 

決して
タカラスタンダードの回し者ではないですが
力を入れて、ゴシゴシ床の掃除をしたい方には
どこよりもオススメできるメーカーかと思います。

 

気になるようでしたら、

一度ショールームで実物を確認してみてください。

 

【PR】タカラスタンダード ショールーム検索・予約はこちらから

以上となります。
ご覧頂きましてありがとうございました。



【PR】