2021年 国の補助制度(グリーン住宅ポイント)を活用してお得にリフォームする方法

2021年、コロナの影響により
落ち込んだ経済の回復を図るため、
急遽国より『グリーン住宅ポイント』
という補助制度が創設されることとなりました。

 

このグリーン住宅ポイント制度ですが、
リフォームにも適用できるいうことですので
2021年にリフォームを考えている方にとって
大きな追い風となりそうです。

 

詳細に関しては、2021年の2月頃、
国土交通省より発表されるとのことですので
現時点でリフォームの契約をしようかとお考えの方は、
詳細や申請方法が確定するまで、
もう少し待った方がいいかもしれません。

 

本日は、現時点でわかっている情報を整理し、
概要をお伝えしていきたいと思います。

 

グリーン住宅ポイントを利用するための条件とは?

 

この制度をリフォームで利用する場合、
少額のリフォームからフルリフォームまで
幅広く活用可能です。

 

注意点としては、設備商品や工事個所によって
それぞれ『ポイント』が設定されており
このポイントの合計数が
50000ポイント以上でないと申請できないというところです。

 

例えば、節水トイレへの取替であれば
16000ポイント付与されますが
この工事単体では50000ポイントを満たさないため
申請はできないということになります。

 

この場合、バリアフリー改修という名目で
トイレに手すりの設置をすれば
5000ポイント追加されます。
但し、トイレ16000ポイント+手すり5000ポイントで
21000ポイントにしかならないため、
これでもまだ申請は不可能です。

 

割とポイントを追加しやすい項目としては
断熱改修という名目で
窓、ガラス、ドアの交換にもポイントがつきますので
例えば、トイレに二重窓をつける
他の居室のガラスや窓を何ヶ所か交換する
といった工事を行えば、
申請に必要な50000ポイントに達するかと思います。

 

窓やガラス、ドアのポイント数に関しては
大きさにより異なりますので、詳しくは国土交通省が発行している
グリーン住宅ポイント制度の概要でご確認ください。

 

尚、申請自体は
2021年の10月31日まで可能ということですので、
予算の進捗状況にもよりますが、
ほぼ年内一杯利用できると考えて差し支えないかと思います。

 

グリーン住宅ポイントを活用してお得にリフォームするには?

 

一番有効かと思われるのは、お風呂のリフォームです。

 

大抵の場合、
エコ住宅設備の設置という項目で
高断熱浴槽:24000ポイント
節湯水栓:4000ポイント
バリアフリー改修という項目で
段差の解消:6000ポイント
手すりの設置:5000ポイント
廊下幅等(浴室の入り口)の拡張:28000ポイント
合計:67000ポイント

 

となり、50000ポイント以上の
申請条件を満たすことになるため
浴室一か所のみのリフォームで
無駄なく申請することが可能です。

 

また、家が寒いので内窓の設置を考えていた
外窓の交換やガラスの交換を考えていたという方は
何ヶ所かまとめてやれば50000ポイント以上になると思いますので
こちらのリフォームを考えていた方にとっても有効かと思います。

 

発行されたポイントは何に使えるの?

 

発行されたポイントは、
各種商品や新たな日常に資する追加工事、
防災に関する追加工事に利用できます。

 

新たな日常に資する追加工事の
家事負担軽減という項目では
食洗器やガスコンロ、レンジフード等の
購入及び工事に充てられますので
例えば、浴室をリフォームしたついでに
ポイントを使ってキッチン周りの設備を取替える
といったことも可能です。

 

交換商品に関しては、随時更新され
種類も数も膨大になります。
生活雑貨品から防災設備品、
家具、家電品から子育て品
地域振興に関する商品など
一冊のカタログにまとめきれないくらいの商品がありますので
詳しくはグリーン住宅ポイント交換商品一覧のサイトをご覧ください。

 

グリーン住宅ポイントの申請手続き方法について

 

現時点では、必要書類のフォーマット等は公開されていないため
申請にかかる手間がどの位のものかは測り兼ねますが

昨年まで実施されていた、
次世代住宅ポイントという国の補助制度の申請に関しては
必要書類が多く、かなり手間がかかったり
なかなか事務局に電話が繋がらない
ちょっとしたことでも書類不備で戻ってきたりといった問題が多発したため
人によっては途中で申請を諦めた方、
あまりにも申請が手間なので申請を代行しないという業者が現れたりと
申請に関しては散々でした。

当時、私自身もなかなか事務局に電話が繋がらず
イライラした記憶が鮮明に残っております。

 

今回も国土交通省主体という点は変わらず
事務局を設けて実施するはずなので
恐らく前回の次世代住宅ポイントのときと
申請方法は然程変わりなく
かなり面倒なものになるかと思われます。

 

となると、このグリーン住宅ポイントを利用しようと
考えている方にとって最も需要になってくるのは

 

申請を面倒がらずにしっかりと代行してくれる業者と契約できるか

 

この部分に尽きるかと思います。

 

もし現段階で、かなり具体的なところまでリフォームの話が進んでおり
もう契約までお考えの業者さんが決まっているのなら

 

1.グリーン住宅ポイント制度をご存じか?
2.申請は代行して行って頂けるか?

 

この2点を聞いてみてください。

 

知らないという業者は論外ですし
知っていても、申請の代行はしないので自分でやってください
という業者は止めた方がいいと思います。

 

対応が不親切ということは
得てして工事に関しても同じことが言えるので
不具合箇所が生じたときの対応が悪かったり
アフターが悪かったりという可能性が極めて大きいからです。

 

もし、今話を進めている業者さんが信用できない
また、2021年この制度を用いて
リフォームをお考えの方がいらっしゃいましたら

一度リフォームの比較サイトに依頼して
何社か見積をとるのと同時に、
補助制度の申請を代行してやって頂けるか
の確認をした方がよいかと思います。

 

無料で利用できますので
決まった業者さんがいないという方は
一度利用してみることをオススメします。

 

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グリーン住宅ポイントに関しては
また国土交通省より詳細の発表があり次第
更新していこうかと思います。