TOTO ほっカラリ床とタカラ キープクリーンフロアを徹底比較

TOTOとタカラスタンダード
今回はユニットバスの比較、
取り分け床の材質の違いについて
双方のメリットとデメリットについて取り上げてみたいと思います。

なぜ床材の比較かと言いますと
TOTOとタカラスタンダードのお風呂の床材は正に対極にあり
ここを比較検討し、それぞれの違いを知っておくことが
ユニットバス選定の際の最も大きなポイントとなり得るからです。

それでは早速、
TOTOのほっカラリ床
タカラスタンダードのキープクリーンフロア
双方の違いについて見ていくことにしましょう。

ほっカラリ床のメリットとデメリット

まず、メリットを挙げていきます。

ほっからり床は、
床の内側に断熱効果のあるクッション層があり、
やわらかくヒヤッとしないという独自の特長があります。

衝撃吸収性に優れており、
誤って何か物を落としたり、
転倒したとしても
衝撃を緩和してくれるので
小さなお子様やご年配の方にも安心です。

そして、
すべりにくく乾きやすいという特長もあります。

これらはTOTOの特許となっており
他社は同じ床材を採用することはできません。

次にデメリットですが、
実際に設置して使って頂いた
お客様の声を元に挙げていくことにします。

当初は水はけがよく乾きやすいが、
数年後には水はけが悪くなり乾きにくくなっていく。

床の材質がやわらかく特殊な素材なため、
床をお掃除する際に、
傷つけないように優しく
気を使いながら掃除しなくてはいけないのでストレスが溜まる。

そして、カビが発生してしまい
取れなくて困っている。

といったデメリットを聞くことが多いです。

次にタカラスタンダードの
キープクリーンフロアについて
メリットとデメリットを見ていきたいと思います。

キープクリーンフロアのメリットとデメリット

まずは、メリットとなります。

樹脂ではなく磁気タイルを採用しており
硬いブラシを使っても、
風呂椅子を引きずっても傷がつきにくい
ゴシゴシ擦れて、掃除の際にストレスが溜まらない。

磁器タイルの表面をコーティングで覆っているため
汚れが落ちやすく入り込みにくい。

4層構造を採用し、
間にステンレス層とスチール層を設けているため
車椅子を利用できるほど頑丈でたわみにく
長期間安心して使える。

次にデメリットを見ていきます。
こちらも実際に使用したお客様の声をもとにしています。

磁気タイルのため、温かみがなく
特に冬場ひんやり感が気になる。
(ただし、床にお湯をかければ改善されるとのこと)

床が硬いため、物を落としたら容器が凹んだり
物が壊れたりする。

子供が転んだり、頭をぶつけたりした場合に
ケガをしないかが心配。

といった声が多かったです。



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床材のメリット・デメリットのまとめ

最後にまとめをして終わりたいと思います。

TOTO ほっからり床のメリット
1.やわらかくヒヤッとしない
2.衝撃吸収性に優れている
3.すべりにくく乾きやすい

タカラスタンダード キープクリーンフロアのメリット
1.磁気タイルのためゴシゴシ擦れる
2.コーティングがされているため汚れがつきにくい
3.頑丈でたわみにくく長年使える

TOTO ほっカラリ床のデメリット
1.年数が経つと水はけがだんだんと悪くなる
2.床材がデリケートなため掃除に気を使う
3.カビが発生して取れにくい

タカラスタンダード キープクリーンフロアのデメリット
1.磁気タイルのひんやり感が気になる(特に冬場)
2.床が硬いため何か落としたら物が壊れる
3.子供が転倒したときケガをしないか心配

こうやって比較をしてみると
床材のやわらかさを売りにしている、
TOTO
床材の硬さを売りにしている
タカラスタンダード
メーカーのコンセプトが対極に位置していることが
はっきりわかるかと思います。

是非一度、
TOTO、タカラスタンダード
両社のショールームに行ってみて、
実物を触って比べてみて頂ければと思います。

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残念ながら、
全てを満たす完璧なユニットバスは存在しません。

強みがあれば弱みも必ずありますので
一見同じようなユニットバスにも
このように正反対の性質の違いをもった箇所があるということを
ご理解頂いた上で、
商品選定のお役に立てて頂ければ幸いです。



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