日立 湯快暖快 故障した場合に今後考えなければいけないこと

日立の一体型、給湯暖房システム
『湯快暖快』(ゆかいだんかい)

給湯と暖房の熱源機を一台で賄ってくれる優れものですが
故障した場合は少々厄介なこととなります。

前提として、後継機種が販売されていないため
修理で対応できるかどうかが重要となってきます。

現状、部品があって修理対応ができたとしても
近いうちに部品の供給が終わってしまう可能性が高いため
後々は本体の交換を検討しなくてはいけません。

通常であれば、後継機種や同等機種に取替えて
何事もなく終わりですが

現在、この湯快暖快の後継機種及び一体型同等機種の
販売はされていないため

このままオール電化を継続していく場合は
給湯の熱源機と暖房の熱源機を
分けて設置することを考える必要があります。

給湯の熱源機は、
エコキュートまたは電気温水器を設置する
という選択でほぼ決まりかと思いますが

問題は、暖房の熱源機をどうするかです。

パターンとして考えられるのは

1.電気温水ボイラーを設置する。

2.ヒートポンプ式温水暖房機を設置する。

3.寒冷地用エアコンを設置する。

この3つかと思います。

それぞれのメリット・デメリットを挙げていくと

1.電気温水ボイラー
メリット
・今とほぼ変わりない使い勝手
デメリット
・室内に設置スペースが必要
・電気代が今とほぼ変わらない(高いまま)

2.ヒートポンプ式温水暖房機
メリット
・電気代を今より安くできる
デメリット
・室外機が必要
・今より温まりが悪くなる可能性がある
・設置費用が高額

3.寒冷地用エアコン
メリット
・夏は冷房としても使える
・上手く使えば今より電気代を削減できる(使い方が悪ければ高くなる可能性もある)
デメリット
・エアコンの気流が届く範囲しか暖かくできない
・室外機が必要
・パネルヒーターは使用できなくなる(熱源機がなくなるため)

ざっくりですが、こんな感じになるかと思います。

一つ言えることは
残念ながら、『絶対これにした方がいい』
といったベストな選択肢はないというのが現状です。

暖房の使用頻度、家の間取りや築年数、隣家との離隔距離、
これらの部分を複合的に加味して判断しないと
何が一番いい方法なのかを決めることは難しいと思います。

ただ、そうかと言って
先々のことを何も考えていなければ
いざ壊れた、そして修理不可となった場合に
冷静な判断ができなくなります。

もし今回、修理で直ったのであれば
今後修理で直らなかったときにどうするか
考えておくことをオススメします。

とは言っても
実際変える際の費用が
どの位かかるのかがわからなければ
判断のしようがありません。

今の時代は便利なもので
インターネットからすぐに無料で見積依頼ができます。

いざというときのために
2~3社から見積をもらっておいて検討材料にしておけば
壊れて修理不可と判断されたとしても安心できるかと思います。

また、見積依頼をした業者さんに
上記の1~3どの方法にするのがいいのか
アドバイスを求めてみるのもいいかもしれません。

そして肝心なのは、
もし修理不可と判断されたときに工事の依頼をしたら
何日位で工事可能なのかを確認しておくこと。

この期間は短ければ短い程いいので
価格と併せて業者を選定する際の
ファクターにするといいと思います。

最後に、
無料で複数の業者に一括で
見積依頼できるサイトを紹介しておきます。

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また、見積を取ったからといって必ずやらないといけないという訳でもないので

安心して見積依頼ができます。

 

今後の参考にして頂ければ幸いです。