日立 湯快暖快の取替に関して

日立 湯快暖快とは?

 

今から9〜16年程前に建てられたオール電化住宅で採用されていた、

給湯と暖房機能が一体となったヒーターシステムの呼び名です。

 

この湯快暖快、日立と北海道電力が共同開発した画期的な製品で、

当時ハウスメーカーや工務店の多くが湯快暖快を新築時に採用しました。

理由としては、当時はオール電化全盛の時代であり、一体型のため設置スペースに困らず、

イニシャルコストも抑えられるといった優れものであったためです

 

しかし、最近になって頻繁に困った事態が発生しています。

 

一般的に温水器の寿命は10〜15年程とされているため、

壊れた』『調子悪い』『エラーが出た』と言った声が多く寄せられるようになりました。

 

こちらの湯快暖快、数年前までは日立より後継機種が発売されていたものの、

現在は後継機種の生産及び発売がされておりません。

 

他メーカーでも、同等の機種は現在のところ発売されてはおりません。

 

つまり、湯快暖快が壊れてしまって万が一修理不可と判断された場合、

利用者は突如として今後どうするかの選択に迫られる訳です。

 

通常ですと今と同じような機種に入れ替えるものですが、

今現在、湯快暖快を利用されている方はそういう訳にはいきませんので、

 

少なからず

 

1.給湯設備と暖房設備を分けて置くことによる、設置スペースの問題

 

2.通常よりも余分にかかる設備費及び工事費の問題

 

に直面することになるかと思います。

 

もっといえば、電気代が高くなってしまった昨今においては、

 

このままオール電化でいくのか?

 

はたまたこれを機にガスに変えるのか?

 

若しくは灯油に変えるのか?

 

といった熱源転換までも視野に入れながら、

迅速な判断を下さなくてはいけないと言うことです。

 

この場合、間取りや築年数、パネルヒーターの設置枚数、電気の使用状況等によって

取るべき最善策は変わっていき、

現状これが絶対良いと言い切れる選択肢は残念ながらありません。

 

正直、壊れて修理不可と判断されてから考えていては、

少しでも早くお湯や暖房を使えるようにしたいという心理から、

正常な判断が出来かねますし、業者が提案する安易な選択に走りがちになってしまいます。

 

実際、私のお客様でも壊れてから急な判断を迫られてしまい、

安易な選択をしてしまったため後悔し、

事前にもっと考えて情報収集しておけばよかったという方が多数おられます。

 

そういう方を少しでも減らしたいという想いから

今回、この湯快暖快に関しての記事を書かせて頂くことに至りました。

 

もし、この記事を読んで頂いている方で、

日立の湯快暖快をご利用の方がいらっしゃいましたら、

少なからずまだ機械が元気に動いている内に、

今後の手段を講じておくことを強くオススメ致します。

 

 

今後、考えておいた方がよい要点をまとめますと、

 

1.次の給湯と暖房の熱源を何にするのか?

 

2.電気、ガス、灯油、それぞれに

取替える場合の初期費用はいくら位かかるものなのか?

 

3.そして、月々のランニングコストはいくら位になるものなのか?

 

等が挙げられるかと思います。

 

これらを事前に調べておき、

いざというときに慌てず、

ベストな選択が取れるように備えておくことを推奨します。

 

とは言っても、様々な業者を自分で探したり、

問い合わせをするというのは、非常に骨が折れるし

なかなかに面倒くさいものです。

 

ただ、幸いなことに、インターネットが発達した今の世の中は便利なもので、

無料で簡単に依頼できる、見積比較サイトと言うものがあります。

 

【PR】優良リフォーム業者に一括無料見積を依頼するなら【リショップナビ】

 

厳しい審査基準をパスした業者のみが登録しておりますので、

悪質な営業や、雑な工事をされる心配もありませんし、

こちらの比較サイトには、1000社以上の会社が登録していますので

 

1.電気に強い会社から電気で継続する場合の見積をとる

 

2.ガスに強い会社からガスに切り替える場合の見積をとる

 

3.灯油に強い会社から灯油に切り替える場合の見積をとる

 

最低、3つの会社に無料見積を依頼し、

壊れる前にそれぞれの金額及び注文から着工までの日数、

工事の期間を知っておくことをお勧めします。

 

また、電気、ガス、灯油、それぞれ一長一短がありますので、

それも合わせて聞いておいて、

今後のあなたの判断基準の一つにすればよいかと思います。

 

時代はものすごい勢いで動きます。

今の最善が2.3年後の最善であるとは限りません。

 

が、現状を理解した上で最善策を講じておくことは、

いざという時の判断を鈍らせないために極めて重要なことかと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

少なくてもこの記事を読んで頂いた方たちには

壊れてから、よーいドンという形で安易な選択をしてしまい

後悔をしてほしくはないので

是非、事前に見積をとって可能な限り情報収集をしておくことを強くオススメ致します。



【PR】